夢
夢を見た
彼はいつもよりちょっと変な髪型
ちょっとだけヒゲも生えてた
私はこっそり部屋に行って彼の帰りを待っている
もしかしたら、もしかしたら怒られてしまうかもと思いながらそわそわ待っている
布団が敷いてあって、少し荒れた部屋で
彼が帰ってくる
会いたくて、今日来てしまいました
何も言わずニコニコとして抱きしめてくれる
嬉しくて彼の顔に触れる
口元に何かの食べカス
なんだか子供みたいだ
何か食べたの?と拭ってあげると
玄関のドアが開く
彼の相方と知らない女の人が入ってくる
彼が私のことを紹介した
はじめまして
女の人は私の事を褒めてくれる
ここで終わり
私のしたい事、されたい事が混じった夢
惑星基地ベオウルフ
私が銀杏BOYZに出会ったのはたぶん高校一年か二年の頃。
バンド音楽にハマってとりあえずバンド形式のアーティストの曲をYouTubeで探しまくっている時にたぶん見つけた。
忘れらんねえよにプチハマりして関連動画でBABY BABYを発見。うわ!めっちゃいい!となりつつも、銀杏BOYZについて調べてみるとえっちい歌詞や破天荒なライブ映像を見て当時純粋でうぶな処女の私はドン引き。
それ以来BABY BABYを聞くことはあってもハマりはしなかった。
その後、紆余曲折を経て大学生になり、友人に誘われて軽音サークルに入部。その頃の私はペトロールズや椎名林檎、東京事変にどハマり。(あと日高光啓くんが好きで顔ファンになりAAAも聞いてた。)オシャンな音楽が好きな自分に酔っていた。そゆの聴いてる自分オシャレと思ってるところがもうキモいわ自分。
大学生なった私は、高校生の頃から働いていたラーメン屋を辞め、新宿でバイトを始めた。2ヶ月くらい働き、やっと慣れてきた頃に店長と社員が大幅に変わることになった。潰れた店舗の店長と社員が全員新宿店にやって来るらしい。
店長が変わるということで店は軽く騒ぎになっていたが、社員達とあまり馴染めていなかった私には関心のない話題だった。
しかしこの出来事が私が再び銀杏BOYZに出会うキッカケとなった。
新しい店長と社員がやって来る日。私はいつものように出勤し、更衣室のある二階から客席へ降りる。なるほど、この人達が新しい店長と社員か。よろしくお願いします、と会話をする。
すると、いつものバイトのメンバーの他に知らない男の人が。
私は一瞬でその人が気になりだした。
恥ずかしいけどきっと一目惚れだったんだと思う。
本当にカッコよかった。スラっとしてて、制服がよく似合ってた。あと陰がある感じがたまんねかった。
私は他のバイトにこっそりと聞く。
その人は社員達と共に他の店舗からやってきたらしい。見た目は若い、大学生だろうか。
まだまだ謎だらけのその人がどんどん好きになった。
日を重ねる度に他のバイト仲間からその人の事を色々聞くようになった。本人とは恥ずかしくって全然喋れなかった。
教えてもらったのは、その人は夢があってその仕事をしながらバイトをしてる。歳は私よりも10歳も上。(めっちゃびっくり、本当に見た目が大学生みたいだから) その人がネットで調べたら出て来る事。
すぐにネットで調べた。昔から探したり調べたりするのは好きなものに限るけど得意だった。その人はブログを書いていた。私はその人の今までとか好きなものとか知りたくて最初から最後まで読んだ。気持ちわるいね。
読んでみて知るその人の好きなもの。漫画、映画、音楽。びっくりした、私が好きなものがたくさん載ってるんだもの。もっと好きになったね。
その中で見つけた銀杏BOYZの文字。
あんなにドン引きしてたのにすぐに聴き始めた。単純ですわ。
あんなにドン引きしてた銀杏BOYZの歌詞が、歌が心に響く。あれは大好きなあの人に向けてのかっこなんてつけれない心からの気持ちだったんだね。
それからその人と仲良くなるために私は銀杏BOYZの名前をだした。他のやつらは銀杏BOYZなんて聞いてない。2人だけの世界みたいで本当に嬉しかった。
あの人とはそれから仲良くなって色々あって、結局恋人同士にはなれなかったけど、銀杏BOYZは今でも大好きなままだ。
ていうかまだその人が好きなんだろうな、たぶん。
ほしいもの
今欲しいもの
内定
信頼
面接で堂々と話せる自信
冷静に考える頭
羅列してみたらものじゃなかった。
思ってるより就活疲れてるのかな?
にしては何もしてねえぞ?今まで頑張ることを後回しにすることが多かったからいけねんだなあ。
今の自分の気持ちはモラトリアムだと思ってたけど、ずっと学生でいたいみたいな気持ちは不思議とない。
就活ってほんと自分の事めっちゃ考えるいい機会だけど適当に生きてこれちゃった私には結構やばいんじゃないかこれ。
好きなものもそれなりにあったし、何をしていきたいとかも生きてきて考えてたはずなんだけど、全部中途半端な気がする。足りてる?まず好きなこととか興味あるものに注ぐ力の量はボーダーラインてある?